今日のPIT
N-MAXロンホイ!
最近 N-MAX 増えていますよね、と言うことで、ロンホイカスタムです。
ハンドル、ブレーキ、ホイールなどいろいろ交換してあります。(写真を拡大して見てくださいね)
ABSブレーキシステムが心配だったのですが、違和感なく、ブレーキ性能がアップしました、ブレンボいいですね。このバージョンになる前、ローダウンしたのですが、リアサスペンションが固すぎました。
150mmロンホイにして、サスの取り付け角度が変更になったので、固さも緩和しました。何より取り付け角度がカッコイイ。
ロンホイは、キットが販売されてないので、オーナーさんと協議の結果、ワンオフで作ることになりました。ワンオフを得意とする、カスタムメーカーさんに相談したのですが、お客様と予算が合わず、断念しようかと思っていると、この車両のオーナーさんが「自分で作ろうか!」との事で部材を作ってくださいました。
そしてめでたく・・・・・完成しました。 カッコイイ!
シグナスXエンジン組み立て
今、シグナスXのエンジンを組んでいます、やる事が沢山有ります、ただ部品を取り付けるだけではありません、と思いますが。
手間は掛かりますが、このときが楽しいです、お客様の工賃には、なかなか転化できませんが、自己満足です。
スーパーカブ JA10 ミッション不良
スパーカブJA10(中国生産)のミッショントラブルです、2速に入れるとギア鳴りとともにギアが入り難い、または入らない、JA07(タイ生産)の時と同じく2速のギアのドック部が磨耗しているのだろうと、分解ししてみると、案の定同じ箇所で、ギア、シフトフォーク、ベアリングなど交換して作業終了、のはずが、センタースタンドを立てていれば、問題なくギアが入るのですが、車体を傾けるとギア鳴りとともに入らなくなります、さて原因は?
この原因は、シフトドラムの端面が、クランクケースのストッパー部を削り、シフトドラムの左右のガタガ出てしまい、シフトフォークの移動量が減り(移動量制限)、ギアが正規の位置まで動かない為に、ギアが入らなくなってしまったようです、この部分のトラブルが、その他のギアやシフトフォークを破壊したのですね、この車両は販売から2年たってしまっていたので、保障では直すことが出来ず有償修理となりました、早速部品を手配すると、さすがホンダさんですね、注文すると部品が変更になっていて、対策品が届きました、このような事例が他に沢山あったんですね、もう少し早めに修理を着工していればこんなに出費しなくともすんだんですが、いずれにしても磨耗するのは時間の問題ですか?皆さんお早めに!
ヤマハギア 世にも不思議な出来事
このところ気ずいたのですが、コレクションがたまっています。
そのコレクションとは、4ストギアのシリンダーヘットカバー、この一年で4枚溜まりました、このカバー変なところが減っているのです、毎回新しい部品に替えるのですが、今後何か対策ができないものか、メーカーへ確認すると、なんとこのような事例は、ヤマハさんでは報告が無いとのこと(全国で1件も無し)、うちの店だけで、どうやら起こっているみたいです、なんともレアなパーツですが不思議なことです。
ドリブンのグリスアップ一考
ヤマハアクシストリートの、リコール作業をこのところ複数台行っている中で、一つ気になることがありました。リコールの内容は、ヘットガスケットの交換とドリブンの交換です、ドリブンの交換時に、念のためトルクカムピンのグリスアップ状況を確認したところ、ほとんどグリスらしいものは無く、うっすらと脂分があるだけです、リコール交換部品なので、そのまま組み付ければ良いはずですが、作業時にグリスアップが必要なのか?と、メーカーに確認すると意外な答えが返って着ました、「内面に付いているグリスが遠心力により外側のピンに達しますので、ピンにグリスアップはいりません」との事、日ごろトルクカムピンにはグリスを塗布しましょう、とお客様には言っていたのですが、メーカーはこの様に、考えていたのですね、勉強になりました。