今日のPIT
V125 203ccキットクランク交換
v125の生産終了になり後継モデルが出ましたが、この名車をまだまだ楽しんでいるお客様は多いようです、今回はTTMRC203ccキットで楽しまれていたお客様のエンジン修理です、ビックエンドベアリング破損のため、クランクAssyの交換です、この203ccキットもTTMRCでは生産終了の為、お客様の部品持ち込みでの作業となりました。
本日はお店は定休日ですが、最近エンジンの修理が多いので休日出勤です、エンジン関係の修理、ボアアップ等の作業はこれから12月にかけて多くなりますのでお早めにご相談下さい。
改めて、NMAXのエンジンの凄さ!
先日、エンジンオイル量が極端に少なく(オイル交換を2年ほどしていない)ツーリング途中でエンストし、それでも走り続け、、仕舞にはエンジンかからず、走行不能状態の車両が入庫しました、一般的にはエンジン使用不能、新しい車輌に乗り換えですね、となるのでしょうが、当店は修理業ですので、とにかくエンジン分解に着手、お客様には、治らなくとも分解の工賃は発生する事、エンジン内部の損傷が読めないので、最低限の部品で修理をし、その後の故障に関しては責任は負えない事、などを理解していただき作業しました。
ピストンは見ての通りで、ここまで見るとオークションでエンジンを探し始めるはずなのですが、シリンダーヘット、カム、ロッカ、クランク等々点検するも、使用可能、出費を抑えて組みあがるのではと思い、とりあえずシリンダー、ピストンを交換、丁度中古部品が有ったのでガスケットだけ新品に、組み立て後エンジン始動、異音なし、何もなかったようにエンジンは回り始めました、しばらく様子を見るも問題ないので、お客様に引き渡しです。
結果的にはこの部品のみ交換しました、この部品とエンジンオイル、クーラントが追加です、シリンダーはピストンのアルミ材が溶着して一部メッキが剥離しています、ピストンは写真のようにインテーク側がいかにも潤滑不足でアルミ部が大きく焼き付いています、熱で変形したピストンスカート部、しかし割れてはいません、コンロットスモールエンド部も損傷無く、改めてエンジンの強さに驚くばかりです、ヘットガスケットも、水漏れなどの形跡は見当たりませんでした、これだけの損傷具合であれば水温もかなり上がっていたはずですが、ますます驚くばかりです。
新しいテクノロジーで開発された “BLUE CORE”エンジン最高です。
N-MAXロンホイ!
最近 N-MAX 増えていますよね、と言うことで、ロンホイカスタムです。
ハンドル、ブレーキ、ホイールなどいろいろ交換してあります。(写真を拡大して見てくださいね)
ABSブレーキシステムが心配だったのですが、違和感なく、ブレーキ性能がアップしました、ブレンボいいですね。このバージョンになる前、ローダウンしたのですが、リアサスペンションが固すぎました。
150mmロンホイにして、サスの取り付け角度が変更になったので、固さも緩和しました。何より取り付け角度がカッコイイ。
ロンホイは、キットが販売されてないので、オーナーさんと協議の結果、ワンオフで作ることになりました。ワンオフを得意とする、カスタムメーカーさんに相談したのですが、お客様と予算が合わず、断念しようかと思っていると、この車両のオーナーさんが「自分で作ろうか!」との事で部材を作ってくださいました。
そしてめでたく・・・・・完成しました。 カッコイイ!