ホーム>スタッフブログ>今日のPIT

今日のPIT

XFORCE ボアアップ

ヤマハ XFORCE のボアアップです。

2023129224338.jpg

ヤマハ XFORCEとボアアップキット

2023129224429.jpg

箱を開けるとこんな感じです。

202312922455.jpg

パーティーアップさんで販売してます、もちろん当店でも在庫有ります、価格58300円(税込)です。

 

2023129225446.jpg

エンジンを外さなくともシリンダーが外れます。

2023129225541.jpg

ヤマハの特殊な表面処理の施したピストン。

2023129225633.jpg

ピストントップにはTRHCのロゴ入り。

 

 

 

2023129225733.jpg

シリンダーはNMAXト共通らしいです(テンショナーの取付位置)。

2023129225814.jpg

デコンプカム付カムスプロケット。

202312922590.jpg

ボアアップと付属のインジェクターを交換するだけの簡単ボアアップ。

 入門用と言えないキットです、十二分にボアアップを楽しめます。

 

Tricity

トリシティー125(4V)フロントフォークは4本!

202312922940.jpg

でもスプリングは2本、前側のフォークはオイルタンクでですね、面白い。

今日はHD

今日の作業はHDのハンドル交換です、お客様の付くであろうハンドルが送られてきて、とにかく付けてみました、無事完成。付くんじゃないかなで発想が始まる、HDの魅力は正にアメリカン、自由な発想にあると思います、思う存分イマジネーションを働かせて楽しむ、そこに形にはまり込まない自由が有ると思います、HDに限らずバイクはそんな楽しみ方でいいんじゃないかな、ボアアップ然り。

202311265505.jpgのサムネイル画像

FLソフトテイル、当時は新車でした、今なお健在。

2023112661755.jpg

典型的なアメリカン野郎1960年代のひとこま。

 

 

 

 

NMAX お前もか

トリシティーのエンジンハンガー折損をブログで上げましたが、当店にも2018年モデルのNMAXが有ります、同じような形状のエンジンハンガーですので、もしやと思いメットインを外し点検してみるとなんと、塗装面がはがれていました、毎回強い力が掛かっているみたいです、事故車見積もりのときフレーム溶接部分がよく塗装が剥げています、まさにこの状態と同じです、事故の時に強い力が働きゆがみ、溶接ビートの境目の塗料がはがれます、このぐらいにエンジンハンガー部に毎回力が働いているのでしょう、でも強度が有れば変形はしないと思いますが、接合部の強度が足らず鋼材の変形が続いているのではないでしょうか、材料の専門家でないのでこんな想像でしかありませんが、いずれ破断することは想像つきます。

20231110181810.jpg

トリシティー 重大発表

エンジンハンガーが折れました、転倒しなくて良かったです、まさかこんなところが折れるなんて、写真の錆の具合など見ると少しずつヒビが進行していき、最後破断、分離、と言った感じでしょうか、参考までにヤマハさん(整備相談センター)に相談してみました、すると年式も古いし、走行距離を見ても、ヤマハとしてはなんとも、ですね、えっ、最初に新車を買った時の補償内容を文面どうり取るとそうゆうこと、年式2018年、走行距離7万キロ、がしかし、ここが自然に折れるんですね、なんとかタイマー発動ですか、こんな箇所日常点検項目にないですね、普通点検しません、車検もないし、車検が有ったとしても発見は難しいでしょう、この手のハンガーはトリシティー、NMAX1型などが使われていますので、使用されている方はぜひ点検してみてください、最近旧車ブームで古い車両多いですが、十分注意した方がよろしいですね。

20231110122542.jpg

まだまだアドレスV125

まだまだ、あの名車V125は健在です、がしかしメンテナンスは必要です。

今回充電不良で入庫、ステータコイルの出力点検の為測定前の抵抗値のテストで、コイル端子がボディーアースしています、測定前にしてコイルアウトです。コイル焦げています、配線も1本断線していました。

20231110113235.jpg

新年からエンジン NMAX

新年からの第一弾、NMAXのクランク交換です。新年早々の作業はNMAXでした、今年一年を占うように、ありがたい事です、作業スペースが変わりやっと慣れてきました、今預かっている数台のエンジン作業で1月はいっぱいです、2月以降のエンジン作業お待ちしております。

202316233243.jpg

新品クランクの交換です。

202316233330.jpg

プーリーが外れてしまいナットのネジ山がありません。

 

 

202316233939.jpgのサムネイル画像

プーリーのナットの強度不足でしょうか、ナットを見てみると、グランドアクシス100と同じナットのように見えます、もう少し強度の有るナットを使いたいですね、この写真のナットはNMAXのフライホイールを止めているナットです、ネジ山が増えています、当店でエンジンを作業した車両には毎回お客様に確認して交換しています、緩む前に交換をお勧めします、お近くのヤマハショップさんで購入可能です。

 

 

 

 

久々の再会

カムイの閉店から半年、場所を移動して修理メインで細々と仕事をしています、あのどさくさで常連のお客様にも次の作業場も伝えきれずに日々の忙しさでそのままになっていました、昨日突然連絡が入り、なぜ場所が分かったのか不思議でしたが、このホームページを見てくれたとの事でした、サンキュウデス、早速来店され久々の再会です、しかも仕事も一緒に持ってきてくれました。

2022127233929.jpg

キャブ不調で来店。

2022127234010.jpg

寒い中ありがたいことです。

2022127234056.jpg

キャブAssy交換で調子でるかな?

 

 

永遠のSTD

私が初めてバイクを乗り回したのは、赤いシート、ナロースクエアマフラー、ウルトラマンのようなウインカー、今も鮮明に記憶に残っています、あ、それとダウンドラフトキャブ、しかしネーミング今なお健在、デザインの変化は好みの問題ですが一貫したコンセプト、時代が変わっても作り続ける頑固さ、素晴らしい!

2022112711752.jpgのサムネイル画像

拠点が変わっても修理依頼してくださるお客様ありがたいですね、お陰で今年の修理予定はもう来年になってしまいました、私が初めて乗り回したスーパーカブ長いベストセラーです、あの当時スーパーとな名付けたところ、なんてモダンだったことでしょう、今回のカブはエンジン修理、その他メンテナンスです、これからも調子よく走ってもらいたいですね。

 

 

NMAXボアアップ

新しい拠点に移動しても、ボアアップは続きます、グリファス登場以来TTMRCでもグリファス寄りの製品に進化しています、エンジンの基本設計はエアロックス155がベースでそこからグリファスへと進化し、NMAX2型も同様のエンジンへと進化しました、NMAX1型のエンジンは他にトリシティーのみとなりました、エンジン内部の相違点としては、クランクシャフト、オイルポンプ、シリンダー、カムシャフト回り、シリンダーヘット、セル駆動方式、などこれだけ挙げれば別のエンジンみたいです、でもボアアップはできます、今回のボアアップでも使用したのはグリファス62mmシリンダーです、グリファスに比べNMAXのヘットは水通路がボアの内側に寄っているため、62mmが無難と思われます、新しいシリンダーはカムチーェンテンショナーの位置が移動した為、カムチェーンスライダーも同時交換です。

2022111095243.jpg

TTMRC62mmボアアップキットです、すでに全数新しいロットに変更となっています、カムチェーンテンショナーの位置が変わったためカムチェーンスライダーも同時に交換した方が良いと思われます、中にはそのまま使っている方もいらっしゃいますが、交換をお勧めです。

20221110102012.jpg

いつもの風景です。

20221110102050.jpg

カムチェーンスライダーも同時交換です。

 

 

 

2022111010223.jpg

今回はお客様の要望でエニグマを取り付けました、バッテリー収納スペースには接続カプラーが占拠しているためサイドカバーの内側に固定です、それとインジェクターも交換です。

20221110102746.jpg

今回付けたのはオートゲージのワイドバンド空燃比計です、これもお客様の要望でハンドルカバーにビルドインです、数値が読めると安心です。

20221110102837.jpg

今回慣らしの為にざっくり作ったマップです、VVA作動時期を6000rpmにしてあります、6000rpmからの変化が顕著に表れています、当初STDインジェクターで測定したところ、6000rpmからは2500まで燃料を増量しても空燃比は14以下に濃くならず(VVA作動後)、150ccインジェクターに交換してこのような燃料グラフになりました、今回の仕様は、抜けの良いマフラーとエアークリーナーボックスもカスタム品を装着した為、この変化も大きいのではないかと思います、こんな感じで空燃比13圏内に落ち着きました、シグナスXなどは、空燃比12圏内で合わせている方々が多いようですがNMAXは高負荷をかけた時以外は、13圏内で十分でした、水冷で冷やすとあまりガソリンの力を借りなくとも冷却には余裕出来るのでしょうか、お客様は、これから慣らしをしながらMAPを煮詰めていかれます、楽しみですね。