スタッフブログ
スペシャルパーツ武川油温センサー
スペシャルパーツ武川さんの油温計をシグナスXに装着したところ、次の日にお客様より油温が表示されないとの連絡が有り、早速調べてみるとセンサーの付け根の断線らしく手で配線を触ると点いたり消えたり、新しいものと交換したところまた後日同じ症状が、正に怪現象、早速メーカーであるスペシャルパーツ武川さんに相談したところ、そのような事例は、今まで1件も無いとの事で、調査してくださる事になりました、流石大メーカーは違いますね、もし出所のわからないようなパーツや、調査機関を持っていないメーカーであれば、原因がわからない、とか言われ、うやむやにされてしまうのでしょうね、今回のことで気になったのですが、センサーの配線部分が柔らかくなっており、その部分で切れている?ならば、耐熱温度は何度ぐらいなんでしょう、一般的なセンサーはそのようなスペックは記載されてません、この疑問にもスペシャルパーツ武川さんは答えてくれるそうです、結果がわかり次第、皆様にも紹介いたします、ご期待ください。
7/2(水)の開店時間変更のお知らせ。
7/2(水)はFISCOで開催されるMAX ZONEに参加する為、開店時間が午後3時頃の予定になります。
ご理解の程、宜しくお願い致します。
武丸先生のスクーター道場、サスペンションって?その2
こんにちは!武丸です!
サスペンションの続きです!!
サスペンションの必要性を今、私の使っているビームーンファクトリー製のZ1サスペンションで説明します。
車両はキムコ・レーシング125。
ライダー私、身長160cm体重53㌔。女の子体型(笑)。
①サスペンションの全長を決めること。純正より5mm~30mm位、車高が上げられる仕様。
②バネレートが変更出来る事。(1本サスであれば1.5㌔~2.5㌔、2本サスは÷2))体重53㌔
③ガス圧をソフト~ハードに振れる事。
④減衰の振り幅を大きく変えられる事。
①の説明:ノーマルの車両は乗りやすくするため基本車高が低いです。が、車高が低いと、コーナーリング中にクランクケースカバーを擦って転びやすくなります。
②の説明:私のバネレートは片側づつ0.6㌔~0.8㌔のバネを一つづつ入れています。
③の説明:ガス圧は基本ソフトの状態。そこからハードに変更できる仕様。ガス圧はサスペンションの1番最初の沈み込みです。ソフトだと片手で車両のシートを押せば沈み、一番ハードにすれば、両手で力一杯押さないと沈み込まないようになっています。
④の説明:減衰とはサスペンションが一番底付き状態から戻るスピード。一番ソフトなら、ゆっくり戻り、減衰をハードに振れば、もっとゆっくり、じわ~とサスペンションが戻ります。
以上を理解すれば、最高のサスペンションに出会えます。
私の使用しているZ1サスペンションは、ストローク幅が8cmも有ります。
車両にまたがると、4cm位沈み込みます。
そのくらいソフトに振って1Gをかけています。(2人乗りをする時は、ガス圧をハードに振ればOK。)
その状態からアクセルオンすると、残り1センチ位まで沈み込み、その後に減衰をソフト気味にしておくと、立ち上がり加速が良くなります。
コーナーの手前でリアブレーキを握ると、底付きする寸前まで沈み込みます。
コーナーリング体制に入ったらリアブレーキは放すので、サスペンションは減衰を効かせながら安定します。
伸びたり縮んだりします。
で、立ち上がりにアクセルオンすると、また底付きギリギリまで沈みこんでから、リアの加重を抜くと、サスペンションが起きて、加速の手伝いをしてくれます。
これを私はキノコを踏むと言います。(笑)(マリオカートのキノコダッシュ)
値段の高いサスペンションにはそれなりに、大きな意味が有ります。
自分に合ったサスペンションに乗ってみてください。
仲間と必ず差が生まれます...。
以上!!サスペンションの大切さ、でした!!!お後が宜しくて...。
武丸先生のスクーター道場、サスペンションって?その1
スクーター道場第2弾!
こんにちは!武丸です。。
気温も高くなり、バイクの季節が来た!って感じですね!!
今回のお題は、レースをやっている人は、なぜサスペンションを変えるの?です。
一般的に、直進安定性があがる、コーナリング安定性の向上(ふわふわしない)などがありますが、
私は、コーナリング安定性+加速Gを稼ぐ物として考えています。
まず、サスペンションの性能と、セッティング内容を簡単に説明します。
サスペンションには、サスペンションの長さを変えられること。
バネを変更できること。
減衰圧を変えられること。
ガス圧を変えられること。
などのセッテイング機能があります。
以前、私がテストした結果の一例を公表します。
マシンはシグナスXで、場所はサーキット秋ケ瀬。
このシグナスXはマフラーのみが交換してある、ほぼノーマル。
これは私の先輩の車両で、サスペンションを交換したが足回りがうまくまとまらないとのこと。
そのサスペンションは、某Yオークションで2万円くらいで購入したとのこと。
世界的に有名なO製品のように、金色に輝くサスペンションです。
最初このサスペンションを見たときには、これが2万円で買えるの?!とビックリしましたが、、、乗ってみると、固い、、固い、、。
バネは一番ソフト、これ以上柔らかくならない。
ガス圧が12段階ぐらい変更できたから、よし!一番ソフトに振ってみよう!
......まだまだ固い、試しに減衰をいじるも勿論なんにも変わらない...。
サーキット走行には全く持って使えない仕様でした!!!
バネを変えて、ガス圧を下げて、減衰ももっと変化を付けたい!!!
でも、どこで変更できるかも判らない状態...。要するに使えないとの答えです...。
そのサスペンションはガス圧を変えると、すごく変化が出るサスペンションでした。逆の方向に...。
そっちじゃないんだけど...先輩は安さにひかれて無駄使いをしました...。
ガス圧を変えると、すごい変化。
これは、一般ユーザー様は騙されます。
先輩ライダーも騙された一人ですから......(笑)。
その2に続く...。
ボアアップ祭り
現在当店ではボアアップ大流行!原付2種をはじめ50ccの2サイクルや4サイクルまで多種多用な車種、中でも124ccからのボアアップが多いです、それもいろいろなパーツの組み合わせなのでまさに一期一会状態、ポートの位置関係を見たり、ピストンとバルブのクリアランスを測定したり、V125などはクランクベアリングのサイドクリアランスの測定なども組み立て時には必須です、手間が掛かる分面白いですが、当初の時間ではできない場合も多々あります、ですが精一杯やらせていただいてます。当店ではボアアップキットも多数展示しておりますので、ぜひご来店ください、また組み立てに関するアドバイスもさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。
2サイクルバンザイ
今月もお楽しみ、モトチャンプの発売となりました。独断と偏見で、気になる記事をピックアップします。
今月の目玉はやはり2サイクルの特集です。環境への影響などで今や絶滅危惧種となりつつも一時代を築いた内燃機です、シニューレ掃気が発見され飛躍的な進歩を遂げ60年代の日本の高性能2サイクル、がやがて90年代の最終進化まで進化を続け世界一の工業製品となっていきました、世界一ですよ、そんなすごいものが身近にあるのに、もったいない、ドイツの人がわざわざRSレーサーを日本に買いに来たと聞きました、今でも遅くありません、手に入れて楽しみましょう、今この時代でも、80年代の資源が、日本の各地に埋蔵されています、一時期は発掘され海外へ流失しましたが、これ以上日本の資源をなくさないようにしましょう、限りある資源ですから。カムイは原付ショップなので2サイクルスクーターなどのパーツも揃えています、組み立て方、セッティングなどもご相談ください、わかる範囲でお答えします、先ずは先人が作り上げた、メカニズムを楽しみましょう。
カムイのホームページが新しくなりました、のお知らせの広告です。以前は中途半端なホームページでしたが、(まだ未更新のホームページが残っています、消せずに困ってますが)今度はがんばって作っていきますので、みなさん応援宜しくお願いします。応援と言えばあの、スクーターチャンピオンの浅倉さんが、今までのレースで培ったノウハウを惜しみなく公開すべく、ブログに原稿を寄せていただくことになりました。ブログカテゴリの、武丸先生のスクーター道場をぜひ読んでください、レース以外でも街中走行にも役立つと思います。
スズキアドレスV125純正パーツ
今回は店内の在庫品(業界的に定番在庫)の紹介です。
写真は、スズキアドレスV125の純正部品のネットです、特に125ccスクーターは応援していますので、エンジンをオーバーホールするためのパーツを揃えました。エンジン内部のクランクベアリングを始め、ファイナルギヤボックスのベアリングやオイルシール、エンジンを分解した時に摩耗頻度の多いロッカーアームやロッカーアームシャフト、それにカムチェーンガイドも揃えてあります。エンジンのオーバーホールを始めたけれど、一つの部品が無い為に完成が一週間伸びてしまう、近くにスズキのお店が無い、などでお困りの方、また全国どこでも配達できますので、その日の午後4時ぐらいまででしたら発送できます、ぜひご利用ください。
スクーターの楽しみ方
こんにちは!初めまして!
スクーターでレース活動をしている浅倉剛昭と申します。
チーム名は B-MooN Factory&Factory-M&カムイ八王子&キムコワークス です。
約10年間、スクーターレース(主にFNクラス)にどっぷり浸かっています。
スクーターで街中を安全に走行するのに、私がレース活動で培ってきた(?)事、経験してきた事が役立てればと思い、このブログでこっそり教えちゃいます!!(完全に上から目線。。。お許しをぉぉぉ......)
早速ですが第1弾! 「スクーターってマジ楽しいけど、安全は自分で守る!」
走り方や止まり方などの事をも重要ですが、まずは先に安全について言わせてください。
街中を走行していると天気が良いとき、ルンルンな気分なとき、気持ち良く走っちゃいますよね?
私も良くルンルン気分で、見通しの良い道を飛ばしちゃいます♪
気づけば、スピードが出ていますよね!
この気持ちが怖いのです......。
私もサーキットを走るとき、練習走行やレース中にテンションが上がってしまい、ルンルン気分になっちゃう時があります。(今日の俺、調子いいぜ~♪)
ですが大抵こんな時に限って変な転び方をしたり、貰い事故をしてしまいます。
なので、常に
もしかしたら前の人はこういう動きをするかも?
インコースに切り返すかも?
外側に膨らむかも?
その時、俺は内側に行く...でも後ろを走っているライダーは、もっと内側にいるかも??
......など「もしかしたら...?」を常に頭で考えながら走るよう、心がけています。
それが重大事故を未然に防ぐ方法だと、私は思っています。
そんな、「もしかしたら?」ばっかり考えていたら攻められないぜ~ なんて思うかもしれませんが、少しだけでも「もしかしたら?」を考える余裕を持つことが大事だと思います。
アイツに負けたくない!って熱くなり、冷静さを失ってしまう事も危険です...。
街中を走っていても「もしかしたら?」を心がけておくと、未然に事故を防げるかもしれません。
私はいつもそれを心がけて気をつけています。
それでも、いくら自分で気をつけていても、サーキットコース内でも、貰い事故はあります。
スリップダウンの転倒も、数知れずあります。
(タブン1000回くらいは転んでいます...自慢にならない...そうですねスミマセン......)
実際、私が転倒してしまった場合に、体のどこの部分を打ってしまうか?のランキングです。
5位:胸・みぞおち これはよくハンドルなどが刺さります。
4位:肩・肘・ひざ これは身体の角の部分になるので、大体路面と闘います。
3位:手の平 どうしても自分を守ろうと、手をついてしまいます。
2位:おでこ・顔 とまれなくて突っ込んでしまうと、ヘッドスライディングになります。
1位:後頭部 人間、頭が一番重いんですね!
チェストプロテクター(胸パッド)、プロテクター付のウェア、革製のグローブ、フルフェイスのヘルメット等、街乗りと言えども、ちゃんと守れる装備を選びましょう。
え?フルフェイスのヘルメットは高いって?
命はお金で買えません! 半キャップだとせっかくのイケメンも台無しになりますよ......。
おあとがよろしいようで......。
浅倉剛昭選手プロフィール:2010、2012年モトチャンプ杯全国大会FN(ファミリーバイク・ノーマル)クラス覇者。サーキット秋ケ瀬のFNクラス絶対王者。ニックネーム、ヨッシー、武丸(たけまる)、アチャクラ先生等。ミルクティが大好きなイケメン27歳。
カスタムモンキーの歴史
今月もお楽しみ、モトチャンプの発売となりました。独断と偏見で、気になる記事をピックアップします。
今月も内容盛りだくさん、特にカスタムモンキー特集はモンキーのカスタム黎明期の貴重な写真など保存版ですね。 あ!それと走り屋白書、とばしちゃったかな?(走り屋だけに)