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今日のPIT

ベスパ ET4の修理

ベスパと言うと2サイクルを連想していましたが、今回は4サイクルの50ccです、ある一定走ると止まってしまうとの事、まずは燃料系のチェックからガソリンコックが負圧タイプですがガソリンが流れてきません、まずはコック交換、次キャブレーターオーバーホール、パイロットスクリューのパーツ欠品これを補充、まだ何となく調子が出ない、次、圧縮を点検、なんか弱い、この手の車両は整備データーが手に入りにくく、バルブクリアランスを点検、インテーク0、改めてデーターを探すことに、ありましたIN 0.10mm EX0.15mmやはりこんな数値でした、その後テスト走行10km調子良く走りました、意外とスピードが出るので驚き2サイクルのET3とまではいきませんが、十分車の流れに乗れます、ここまでは良かったのですが次なる壁が立ちはだかりました。

過充電!

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バッテリーの端子電圧が18Vぐらいまで上がるのを発見、密閉タイプのバッテリーが付いているのでこのまま使うと爆発します。手前のDUCATIが交換したレギュレーター新品はホーンの奥に取り付け。

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レギュレーターが国産車のタイプと違い、レギュレータ、ウインカーリレー、ヘットライト点灯回路、点火出力のバランスなどが電気回路で組み込まれています、わかる範囲で調べましたが、さすがドゥカティ社の電気機器です、複雑でわかりません、とりあえず新品に交換。

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バッテリー端子電圧、回転を上げても14.4V正常値に戻りました、ET4は50ccと125ccガ存在しています、エンジンオイルのメンテナンスや今回のレギュレーターも125ccとは別物でした、なんか特別感があり興味をそそられますね。

 

 

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