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Tricity125(2V)セル空回り

Tricity125初期型2バルブエンジンで以前から気になっていたことがありました、ボアアップにてセルに負担をかけていたのですが、そろそろワンウェイクラッチが空回りしだしてそのうち交換と思っていたら、突然空回りでエンジンかからず、大変つらい思い出があります。今回のお客様も突然の空回りでエンジンかからず、Tricity125は構造上しょうがないんですよと説明したところ、裏切られました、(良い意味で)改善パーツに変わっていました、自分の以前交換した純正部品から明らかにパワーアップしています。(写真参照)

202461520235.jpgのサムネイル画像

Tricity125-2型のブルーコアエンジンとレイアウトは同じです。

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これが、改良型ワンウェイクラッチです、旧部品番号で注文しても新部品番号になり、ヤマハより発送されます、シグナスXの強化バージョンみたいに、3玉から5玉に強化されあのベアリングケージが削除されています、これで少し無理ができます、以前は3回空回りして4回目にはエンジンがかかりませんでした。

10年前の車両でもちゃんと改善パーツが出るとは驚きです、流石ヤマハ、もしかして使っている方々の強い要望が届いたのでは、緊急出動で突然セル空回りでは仕事になりませんから、どのような方々が使っていてもユーザーとしては大歓迎です。

 

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ローラーはかなり摩耗していますが、ケージにより飛び出ないようにブロックされています。

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全体の眺めです、これでは全くかみ合いません。

 

 

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