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2024年1月

シグナス グリファス ボアアップ

このところボアアップの問い合わせが多くなりました、今回はシグナス グリファスです、FI になり燃料の調整に伴いECUの調整が必要となってきましたが、しかし調整不要のボアアップキットがパーティーアップさんから発売されています、ボアアップ費用も低く抑えられ、面倒な調整はいりません、グリファスの場合124ccから181ccになります、うれしいボアアップキットです、ボアアップキットとハイカムそれとパーティーアップさんオリジナルのインジェクターがセットです、このキットを組み付けて、後はノーマルECU(コンピューター)が徐々に燃調を学習してくれます、なんともらくちんです。このキットの詳しい情報はこちら

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エンジンは車体から外さない状態でボアアップキットの交換はできますがテール周りのカバート足元のカバーは外さなくてはなりません。

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周りのカバーを外せばこのようにシリンダーピストンと外すことが出来ます。

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走行約4000Kmのヘットです、カーボンはこんな感じです、組み付けるためにこれから清掃です。

 

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新しいピストンを装着です、今回はパーティーアップさんの強化スタットボルトも交換です。

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カムシャフトを交換したシリンダーヘット装着です。

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カムタイミングはカムスプロケットのケガキ線とヘット側のプレートのケガキ線で合わせます、次にバルブクリアランスの調整です。

 

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KOSOの水温計です、センサーからカプラーONなので取り付けも楽です、以前はaRacerモードが無かったのですが、日々進化します。

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補強バーですシ―ト下のカバーを加工するのが手間ですが商品のクオリティーは素晴らしいです。

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グリファスの垂直に近いリアサスペンションの取り付け角度を変えるリンク(30羊リアサスペンションロアブラケット)とKNさんのサスペンションをセットしました、サスペンションの角度が付き、とても良いです。

 

 

 

GSX-125 シリンダー交換

GSX-125のシリンダーのみの交換です。シリンダーの交換であれば、エンジンを下ろさなくとも交換できます。

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エンジン分解の折り返し地点です。

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ピストン装着。

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シリンダー装着、冷却水路は2か所です。

 

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カムタイミングを合わせます。

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バルブクリアランスを調整して終了です。

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分解前についていた状態のプラグです、かなりかぶった状態です、NGKの高級プラグなので、とりあえずそのまま装着、150ECUとインジェクターはさすがに濃いです、バルブ回りにもカーボンが付着しています。

 

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あのカブって顔色の悪かったプラグはどこえやら、新品のプラグのように変わりました、2~3km走行するとこんな状態になります、さすが世界のNGKですね、このままいきましょう。

 

 

GSX-125 クランク交換

GSX-125のクランク交換です、現在クランクの入荷待ちでお客様には待っていただいている状況です、入荷次第作業開始です。今回はその在庫最後の1本の交換風景です。

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左が125のクランク右が150のクランクです。

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左クランクケースにクランクを圧入してクランクのシム決定へと進みます、クランクのストロークが排気量の差になります、シリンダーは125と150は共通ですのでこの違いがエンジン性格を決定します。

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紙ガスケットは両サイドのパッキン2枚その他はテンショナーパッキンだけなので、パッキンはがしが楽です。

 

 

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TTMRCのガスケットの穴は2か所です、これで十分冷却水は循環します。

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カムタイミングはいたってシンプル1番をヘット面、2番から3番矢印まで15ピンです、次にバルブクリアランスの測定でエンジン作業終了です。

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完成エンジンを車体に載せていきます、シリンダーだけの交換であればエンジンは乗せた状態で作業が出来ます。

 

 

 
 
 

 

 

シグナスX 充電不良

大人気のシグナスXもかなりの年月が過ぎ各部の劣化部品が多くなってきました、特に電装系は厄介です、配線はつながっているが導通抵抗などで予定の出力が出ません、今回はバッテリーの端子電圧は12.5Vぐらい出ていますが低すぎです調べていくとステーターコイルが断線していました、スター結線コイルの1本が断線です、別の修理したシグナスXはレギュレーターからバッテリーまでの配線が導通抵抗で出力が出ませんでした、できればメインハーネスを替えたいくらいです、この様な電気トラブルが多いです、ボアアップしてもこれではチカラ半減です、特にFI車はそれだけでもパワーアップになります。

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付けていた断線ステーターとお客様が予備で持っていたステータコイル、どちらもダメなので新品登場

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断線はしていませんが焼けていますこれは、アウト

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バッテリーの端子電圧測定、やれば出来ますね、合格

 

 

Tricity125(2バルブエンジン)でも aRacer miniX 装着

Tricity125 2バルブエンジンの最初のモデルです、型式は2CM9,2CMB,2CMN,2CMT、となり車体番号はSE82Jー~始まるモデルです、販売年度は2014年8月から2015年12月まで、ヤマハさんの年式区分は2015~2016年とちょっとややこしい、モデル名はMW125、MWSは4バルブエンジン(ブルーコア)に替わります、この二年間の販売時期でも中古車市場には手ごろなものを見つけることが出来ます、当店のお客様でボアアップして、インジェクターを交換して楽しまれていたのですが、ついに aRacer 装着となりました、燃料の増減、点火時期、空燃比の設定など思いどうりです、まずは構成とスマホ画面を見ていただきましょう。

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miniXとAF2を取り付けます。

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STD ECUはシート下右側面にあります、AF2も近くに装着です。

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マフラーにはO2センサーボスを溶接して取り付けます、このセンサーはAF2の付属品です。

 

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各機器類を接続してスマホをWi-Fiに繋ぎ出てきた画面です、これがトップページです。

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何も調整せずエンジンを掛けます、基本のMAPはSTDの125なのでエンジンは掛かります、インジェクターを大きいのに変えてあるため濃い感じです、フューエルベースの項目から全体の燃料を絞っていきます、この車両はこのぐらいで落ち着きました。

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オートチューンを掛けた時の目標空燃比ですもちろん自由に変えられます、オートチューンは水温(空冷車は油温)が60度を超えなくては作動しないのでしばらく暖気して温めてから細かい調整に入ります。

 

 

 

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 このようにかなりの項目が調整可能です、アイコンの中に斜が掛かり赤い鍵のマークのアイコンは課金することにより使用種ることが出来ます、この状態でもかなり遊べると思いますがいかがでしょうか。ご注文はこちらから