シグナスXに68mmピストンを組み付ける為の第一段階で、前回はクランクケースのスピゴットホールのボーリングをした際の問題点を上げましたが、今回はその続きです。穴の開いた部分の修復です、一流の技術者の方々には笑われますが、手持ちの物で簡単に安く仕上げるとなるとこんなもんです、以前もこのやり方で修復しましたので、大丈夫でしょう。
本来ならアルゴン溶接でしょうが、後からの歪や再加工の手間を考えコンクエストを使いました、耐久性はと聞かれると、テストしませんとわかりませんが、これ以上と言われれば、これから先はお金の使い方次第です。
オイル通路の中子には蝋を使いました、非常用持ち出し袋の中に入っているロウソクです、簡単に成型出来、ドライヤーで炙りブローすれば溶け落ちます、後処理が簡単で取り残しても油温で勝手に無くなります、形も自由自在で格安です。
コンクエストの盛った部分をリューターで仕上げて完成です、実はこの時コンクエストの盛り忘れが有り最盛り付けをしました、作業した方であればわかりますね、どこでしょう。
トラックバック(0)
トラックバックURL: https://www.softpower-hachioji.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/440