武丸先生のスクーター道場、サスペンションって?その2
こんにちは!武丸です!
サスペンションの続きです!!
サスペンションの必要性を今、私の使っているビームーンファクトリー製のZ1サスペンションで説明します。
車両はキムコ・レーシング125。
ライダー私、身長160cm体重53㌔。女の子体型(笑)。
①サスペンションの全長を決めること。純正より5mm~30mm位、車高が上げられる仕様。
②バネレートが変更出来る事。(1本サスであれば1.5㌔~2.5㌔、2本サスは÷2))体重53㌔
③ガス圧をソフト~ハードに振れる事。
④減衰の振り幅を大きく変えられる事。
①の説明:ノーマルの車両は乗りやすくするため基本車高が低いです。が、車高が低いと、コーナーリング中にクランクケースカバーを擦って転びやすくなります。
②の説明:私のバネレートは片側づつ0.6㌔~0.8㌔のバネを一つづつ入れています。
③の説明:ガス圧は基本ソフトの状態。そこからハードに変更できる仕様。ガス圧はサスペンションの1番最初の沈み込みです。ソフトだと片手で車両のシートを押せば沈み、一番ハードにすれば、両手で力一杯押さないと沈み込まないようになっています。
④の説明:減衰とはサスペンションが一番底付き状態から戻るスピード。一番ソフトなら、ゆっくり戻り、減衰をハードに振れば、もっとゆっくり、じわ~とサスペンションが戻ります。
以上を理解すれば、最高のサスペンションに出会えます。
私の使用しているZ1サスペンションは、ストローク幅が8cmも有ります。
車両にまたがると、4cm位沈み込みます。
そのくらいソフトに振って1Gをかけています。(2人乗りをする時は、ガス圧をハードに振ればOK。)
その状態からアクセルオンすると、残り1センチ位まで沈み込み、その後に減衰をソフト気味にしておくと、立ち上がり加速が良くなります。
コーナーの手前でリアブレーキを握ると、底付きする寸前まで沈み込みます。
コーナーリング体制に入ったらリアブレーキは放すので、サスペンションは減衰を効かせながら安定します。
伸びたり縮んだりします。
で、立ち上がりにアクセルオンすると、また底付きギリギリまで沈みこんでから、リアの加重を抜くと、サスペンションが起きて、加速の手伝いをしてくれます。
これを私はキノコを踏むと言います。(笑)(マリオカートのキノコダッシュ)
値段の高いサスペンションにはそれなりに、大きな意味が有ります。
自分に合ったサスペンションに乗ってみてください。
仲間と必ず差が生まれます...。
以上!!サスペンションの大切さ、でした!!!お後が宜しくて...。
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