ホーム>スタッフブログ

スタッフブログ

シグナスX タイヤ交換

シグナスXのタイヤ交換時に気づいた事、ドラム内面の摩耗がひどい、ギザギザに摩耗しています、そしてブレーキシューを見るとあの有名メーカーのブレーキシューです、たびたび遭遇するやるせなさ、なぜかこのメーカーのブレーキシューを使うとこんな状態になります、残念です、私は極力このメーカーは避けます、お客様がどうしてもつけるのであれば仕方ないですが、使いつづけて起きてくるのはホイール交換です、よく大型量販店で取り扱われている商品です、車種の対応数があり素晴らしいラインナップですが、原因はよくわかりませんがこのメーカーさんのブレーキシューを使うとドラムのあたり面が荒れます同じく販売しているレジン系のパットも同様に感じます、販売しているショップさんは気づいているはずですが、なぜか売り続けています。あくまでも私個人の感想ですので異論もあるかと思いますが、ご容赦ください。

2025216153425.jpg
202521615351.jpg

 次回はブレーキシュー残量が無くなった時点でホイールとブレーキシューの交換をお勧めする以外ありません、まったく残念です。

アドレスV125 カスタムパーツ

本日お客様よりアドレスV125のO2キャンセラーの問い合わせがありました、最近問い合わせが無かったので在庫は有りませんでした、がしかし部材は有るので急遽作成開始

2025117171737.jpg

とりあえず、4ケ製作この内1ケは月曜日発送予定です、まだまだV125楽しまれている方いらっしゃいます、名車ですね。

グリファスにaRacer miniX を取り付ける

ヤマハ グリファスにaRacer miniXを取り付けます、かなり無茶な取付位置です、グリファスのaRacer miniX はSTDのECUに追加で取り付けるためスペースがありません、何とか配線取り回しを替えて完了です。

2025111231745.png

こんな感じですがかなり窮屈です。

2025111231835.JPG

テールカウル、テールレンズを取付完了です。

 

 

GSX125セルモーターその後

ブラシセットが届いたので交換します。今回はいろいろ有、結果からはセルモーターAssyの交換が良かったみたいです

2025111225321.JPG

ブラシセットが届いたので組つけ始めます。

2025111225419.JPG

ここのベークの部品も同時に必要だったのですが、ここの部品はセルモーターAssyになるようです、ここの凸部がストッパーになるためセルプラス端子を回す場合力の入れ加減により割れます、残念!

 

 

NMAXのフライホイール

NMAXのエンジンがオイル切れの為焼き付きと言う修理ですが、オイルが少ない場合ピストンピンとコンロットが溶着します、V125などもオイルが少ない状態で使用していると同じところのトラブルがありました、けっこうクランクケース内の雰囲気により潤滑しているのが分かります、今回のエンジンはコンロットが使えないのでクランクAssyで交換になります、見ていたユーザーさんはコンロットの交換だけで済むはずなのにと思っていたのでしょう、クランクシャフトまで交換は納得できないようでした、クランクを分解して精度よく組み立てる作業の工賃を考えていないようでした、クランクAssyの方が安いんです、ご自分で分解して組み立てるのであれば話は違いますが、ここからは内燃機屋さんの仕事になります、特に4サイクルのクランクピンの勘合は手ごわいです、プレスでクランクピンを抜いていきますが、大音量とともに一気にずれます、そこからまた圧を掛けて押していきます、あまりやりたくない作業です、そのようなクランクの話よりも、毎回ドキドキな作業はフライホイールの取り外しです、なぜかNMAX、Tricityはフライホイールの勘合がきついです、今回もまたこの作業に3日ほど費やしました、毎回ドキドキものです、炙り、叩き、浸透、冷却繰り返して3日間です、外れた瞬間はなんとも言えない至福の時です、その時の余韻にしばらく浸ります、なぜこんなに取れないかは謎ですがこれが毎回のルーティンです。

2024121123416.jpg

時間を見て、浸透させ、炙って、冷やして、叩いて、回して思いつく限り試します、しかしビクともせず、頭をよぎるのはフライホールを切断している風景。

20241211234158.jpg

外れてしまえばなんてことなくきれいな物です、錆ついてボロボロならいざ知らず、すまし顔が現れます、この3日間あれば十二分に作業は終わっています。

 どのぐらいで作業が終わりますか、との問いに今回はなんて答えましょうか、オークションでエンジン買った方が早かったですねとでも答えましょうか、人それぞれです。

 

GSX-S125セルモーター事件の顛末

GSX-S125のセルモーター不動にて分解したところブラシが減っていて作動不良、よくある話ですが、ブラシを注文する際よくよく調べると2種類のモーターが用意されていたようです、前期モデル(~2022)は2種類のセルモーターが存在していたらしくブラシの数が2個と4個のタイプがあるらしいです、後期モデル(2023~)はブラシ2個のタイプだけになったようです、このモーターは前期から継続して使われているモーターらしいです、また紛らわしいのは前期のパーツリストには4個ブラシ付モーターのみ記載があり、2個ブラシのモーターは記載がないのです、2個ブラシモーターは後期のパーツリストの記載図で確認できますが、印刷タイプのパーツリストにはブラシの図だけが抜けています、スズキのHPのパーツリスト閲覧にはすでに追加されていますので参考になるかと思います。

202412702529.jpg

前期モデル(~2022)の4個ブラシモーターの図です、本来はこのページの前後にもう1種類の2個ブラシモーターのページが存在するはずです、ブラシホルダーの共通性は無く取付ネジ位置は互換性がありませんでした。

202412702623.jpg

後期モデル(2023~)の2個ブラシモーターの図です、後からブラシの部分は追加されたようです、紙のパーツリストには記載がありません、紙パーツリストの図にはブラシホルダーのみ記載がありました。

20241270271.jpg

2個ブラシモーターはこのような刻印(浮き文字)があるみたいです。

 

 

Tricity125 2バルブエンジン ボアアップ

Tricity125のボアアップの問い合わせを多くいただいておりますが、エンジンの構造が同じTrcity125でも大きく変更があり、取り付けるボアアップのキットが大きく変わります、まず車両の判別を年式、型式などで確認してから選んでください。

① Trcity125 2CM SE82J 2015年より12月より発売、2バルブエンジン

② Trcity125 BU54,BR75 SEK1J 2018年1月より発売、4バルブエンジン

①は初期のトリシティーでエンジンは2バルブエンジンです、それに対して②のトリシティーは4バルブエンジンです、このエンジンはNMAXとだいたい共通で、ボアアップキットはエアロックス、のちのグリファスなどと共通と言えます、①のトリシティーのボアアップは扱っているメーカーさんが少なく当店では扱いがありません、それに対し②のトリシティーは最新のグリファスとだいたい同型の為ボアアップはグリファスの物が使用できます、取付に際しては追加部品を必要とします。さて今回預かった車両は①のトリシティーです、当店ではボアアップの商品を扱っていませんのでお客様にはネットで手に入れていただき、持込で交換させていただいています、キットには大容量インジェクターが付属されておりECUなどのコントロールは不要です。

202412114541.jpg

これが今回持ち込まれたキットです、かなり以前から流通しているキットです。

2024121145449.jpg

キットを組み込むとこんな感じです、大きなピストンが迫力です。

2024121145525.jpg

シリンダーヘットにキットのガスケットをあてがってみましたボアの大きさが一目で分かります、バルブは2バルブです。

 このキットはリペアパーツとしてガスケットキットが販売されていない為(私が知らないだけかと思いますが)ヘットガスケットが抜けた場合のリペアが心配です、この2バルブエンジンはサーモスタットの開き始める温度が高い為あまり負荷をかけての使用を得意としない傾向があります、同時に水温計を取付チェックしたいものです。

グリファスのボアアップキット

当店人気のボアアップキットとして、パーティーアップさんからボアアップキットを分けてもらっていますが、今日もいつものボアアップ組付けを始めたところ、順調に分解して各部清掃、スタットボルト増し締め、さてボアアップキットの下ごしらえと思い箱を開けると、冷却フィン付きのシリンダーが出てきました、不覚にも間違えてシグナスXのボアを注文してしまったか、とよく見るとなんか不思議物に見えます、シグナスXのような、グリファスのような、なんだこれ、これはパーティーアップさん新製品だ、バージョンアップしていました、知らなかった、初めて見ました、大至急ホームページの写真を入れ替えなければ、と思いながら作業続行、順調に進みます。

20241110195840.JPG

確かに水冷シリンダーです、これで夏場に余裕ができます。

2024111020017.JPG

ピストンなどは以前と変わりなく高品質です。

2024111020347.JPG

まるでシグナスXのシリンダーみたいです。

 

2024111020523.JPG

ヘットの収まりもいい感じです。

2024111020610.JPG

組付けてしまえば上からはチョット覗けるくらいです。

2024111020657.JPG

エキゾースト側にはさらに効果ありそうです。

 台湾のグリファス開発の凄いところです、それをいの一番にデリバリィーしてしまうパーティーアップさんは凄い、今後ますますグリファスの新製品に期待が高まります、国内でも台数が増えていますのでこれから楽しみです。

 

ガラスのモーター

今回は積み下ろしする時に絶対に外すセルモーターの+について少し話していきたいと思います。
外した事ない人は分からないと思うんですがあの+ってかなりの高確率で下の10mmと一緒に供回りしてきますよね。そしてかなり薄いナットなのでこれが外しづらいのなんの。
タキタさん特製の薄レンチを叩き込みなんとか外しましてエンジン下ろした後、圧縮を計ろうとセルに電気を直接流したんですが・・・うんともすんとも。予備のエンジンからモーターを移植してその場は解決しましたが原因を追究せずにはいられないですよね。

2024111144559.jpg

ガラスのモーターと言ってもガラスなのはこのm5だったというオチでした。
「多分緩んでて供回りするから2段目の10ミリを閉めれば平気だ!!」と外した後に脳死で締め続けて配線を殺してしまうという16歳免許取り立てヤンキーがやりそうな思考回路な自分にうんざりしました。異変にはいち早く気づきたいもんですね。
プラスチック部分が割れて永遠のネジになってます。これ構造もうちょい何とかなんないの?って思いますよね。タキタさんに調べてもらいました。

これは上の写真で見てわかる通りにブラシが2つのモーターですよね。でもスズキさんが言うには~2022迄のモデルは4極のブラシが搭載されてるらしいんですよ。このエンジンもMC前ですよ?なんかおかしい。
予備の方もバラしてみるとまた2極。こちらもMC前なのに同じものが付いていました。調べていくと2極のものは2022~モデルに採用されていると。え、何?タイムパラドックス?なんだかよくわからないですね~。
4極を取ってみてネジあたりの構造がどう違うのか気になります。単純にブラシが多い方が耐久性もあるし絶対よくね?って思っちゃいますが。メーカーもバカじゃないんでなにか理由があるんでしょう。

今回はブラシの謎深まるガラスの・・・m5?という結果でした(笑)

デカくて、カッコいいヤツ

タキタさんに水温問題を相談したらお店の裏からゴソゴソとダンボールを出してきたので速攻取り付けた。

20241026141416.jpg20241026141739.jpg

ついにビッグラジエター。改造車感が増えてしまって羊の皮を被った狼感が薄れてしまいそうで少し嫌だ(笑)
とりあえずかっけぇ~。ラウンドしていて下面が窄んでいる。梱包は普通。ステーとカラーも付いてポン付け仕様みたい。普通のルートで2~3万らしいのでコスパもまあまあという感じだ。

20241026142710.jpg20241026142733.jpg

サイズの比較はこんな感じ。当たり前だけどデカい。

20241026142847.jpg

ファンもポン付け。なんだけど純正のボルトだと片方ちょっとだけ長さが短いので自分は少し長いものに変更した。

20241026142927.jpg

ファンってこんな浮いててもちゃんと機能するのか。純正より浮いてるので横からの吸入が増えて効率が下がりそう。

20241026143729.jpg 20241026143918.jpg

良い感じのカラー。かっけぇ。が純正のボルトだと長さが足りないので変更した。

みん〇ラみたいだが肝心の取り付け工程の写真を撮っていない。本当にすみません。(笑)フィッティングは控えめに言って悪い。上部のステーがフレームより狭いので千切れるまで無理矢理広げて取り付けする事に。
これは仕方ないがホース内径が純正とは異なるので変換で付ける必要がありそう。自分は力こそパワーだと思うので俺の方が偉いと思いながら純正を超頑張ってねじ込んだ(笑)取り付けのつべこべはある程度あるがとりあえずカッコいいのでヨシ。

20241026144638.jpg

かっけぇ~!!肝心の性能は全開走行時で3-5℃前後、街乗りは10℃程下がった。最高!よく回すのが好きな方はドレスアップも含めてオススメかもしれない。

あれ?セパハンになってない? ・・・